「_と_のあいだ」―「あいだ」から生まれる、新たな発見と学び

 

武蔵野美術大学Co-Creation space Maで開催する「_と_のあいだ」は、日常に潜む相反する二つの領域の境界線を探り、新たな発見と学びを生み出す対話型プログラムです。

 

様々な視点を行き来することで、場に集まるみなさんとともに物事を新しく捉え直すきっかけを見つけていきたいと考えています。

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私たちの日常は、一見相反する要素同士が相互に作用し、補い合う「あいだ」の空間によって成り立っています。そして、私たちはこの境界線上にあるゆらぎの中で思索し、様々な決断を積み重ねてきました。

 

一方私たちは、無意識のうちにいずれか一方の領域に長く留まりがちです。その結果、もう一方の領域に対して以下のような心理的な壁やわからなさを感じ、一歩踏み出すことを躊躇してしまうことがあります。

 

本企画「_と_のあいだ」は、二つの異なる世界の境界に立ち、多様な視点をまるでキャッチボールのように行き来させることで、お互いの違いを理解し、新たな側面を発見するような時間を目指します。

 

また、スピーカーのトークと共に、質疑の時間や参加者間の対話の時間、そこから生まれる気づきのプロセスも重視します。
明確な「結論」に到達することよりも、異なる考えを持つ人々が共に思考し、悩み、探求するその過程そのものを、本企画における最も重要な学びの時間として尊重したいと考えています。

 

今回のプログラム:「儀式」と「デザイン」のあいだ ──ビジネスの非合理を合理的にデザインする

 

人は、いつも合理的に判断し、行動できるわけではありません。組織の中で行われる根回しや、チームの節目に行う習慣も、実は人の気持ちや関係性を動かす「儀式」のひとつなのかもしれません。

 

卒業式やスポーツのルーティンから、日々の仕事の中にある何気ない営みまで。儀式の持つ力に目を向けると、人や組織を動かすための新しいデザインの可能性が見えてきます。合理性だけでは捉えきれない人間の性質を、どうすればよりよい関係や行動につなげられるのか。儀式を手がかりに、一緒に考えてみませんか?

 

*今回はレクチャーのほかにワークショップも実施予定です。

 

参加をおすすめする方

(1)デザイナー、アーティスト、美大生:
クリエイティブを用いた領域横断的な勉強をしている方。

 

(2)ビジネスパーソン:
既存の経営手法や企画立案に行き詰まりを感じ、「感性」や「造形思考」といったクリエイティブな要素を取り入れたいと願う方。

 

(3)境界線にいる専門家:
自身の専門分野(ビジネスまたはクリエイティブ)を深く理解しているからこそ、対となる領域に「興味はあるが敷居が高い」と感じ、一歩踏み出すことを躊躇している方。

 

(4)プロセス重視の探求者:
単なる知識獲得ではなく、異なる立場の人との「対話」や、正解のないプロセス(モヤモヤとする時間)を通じて、予期せぬ「気づき」を得ることを重視する方。

 

 

この時間の目的
答えや解決策をみつけるというよりも、スピーカーの話題からアートと金融それぞれの構造を知り、どんなことを感じたか考えたかをお互いに持ち寄る時間にしたいと考えています。

 

最後に
Maは、「大学」と「社会」の「あいだ」という文脈で誕生した場所です。

 

この場所を通じて、二つの「あいだ」にある相違点や共通項、そしてその視点から見つめ直す自身の専門性やあり方について、深く探求する時間を提供したいと考えています。

 

◆開催概要

 

・日時:11月30日(月)19:00~21:00(対話も含めて21:00までに終了予定です)

・会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス Ma

 

2023年6月に開設されたコ・クリエーションスペース「Ma」。
個室、会議室、自由席など、用途に応じたワークスペースを備えている他、武蔵野美術大学の卒業生をはじめとするクリエイターやスタートアップ企業が集い、コミュニティを形成しています。

詳細はこちら▼
https://ma.musabi.ac.jp/

 

◆募集人数
20人

 

◆イベント参加費
1,500円

 

◆スピーカー

本島 侑さん

株式会社 Interbrand Japan ブランドディレクター
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 連携研究員
武蔵野美術大学大学院 クリエイティブリーダーシップコース修了

広告代理店を経て、人事・組織コンサルティング会社に従事。その後Interbrand Japanに参画し、経営・事業を推進するブランドの構想から、コンセプト開発、体験設計、浸透・実装までを一貫して手がける。武蔵野美術大学大学院修了(MA)。在学中は主観性や身体性を起点とした思考・発想の変容プロセスを研究。現在は同大学ソーシャルクリエイティブ研究所にて、儀式や習慣のデザインを通じて人や組織の変化を促す「Ritual Design」の実践・研究に取り組む。

 

◆ファシリテーター

中川 脩平さん

米国公認会計士(USCPA)
武蔵野美術大学大学院 クリエイティブリーダーシップコース修了

 

芸術を学び、のちに金融の世界へ進んだ父の影響で、幼い頃から芸術が身近にある環境で育つ。会計の世界へ進み、渡米を経て、監査法人にて財務諸表監査・DX推進・人材教育・クライアントへのDXアドバイザリーに従事。

 

DXを推進する中で、ツールが現場の課題を解決できない壁に繰り返し直面。デザイン思考との出会いを経て、父ゆかりの(?)武蔵野美術大学大学院へ進学。「大企業におけるデザイン思考の浸透過程」を研究。

 

 

◆運営サポート

・河野奈保子

Maコミュニケーター/インキュベーションマネージャー
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程デザイン情報学科デザイン総合コース 講師
明星大学デザイン学部 講師

 

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。在学中からNPO等市民活動や生涯学習領域に関心をもつ。同大学研究室退任後、市民活動支援センター、greenz.jp、NPO法人soar等でプロジェクトマネージャーやコーディネーターを担当。自治体や企業と市民参加の創業支援やコミュニティづくり、生涯学習講座の立ち上げ・運営を行ってきた。

 

現在は武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス「Ma」のコミュニケーター兼インキュベーションマネージャーとして施設運営や入居者イベントの伴走、コーディネート等を担当。同大学社会連携拠点1/M(イチエム)のキュレーターとしても活動しながら、「生涯学習・社会教育とデザイン」をテーマに研究を続けている。

 

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主催:Co-Creation Space Ma
supported by 武蔵野美術大学